2021-04-16 第204回国会 衆議院 環境委員会 第5号
この報告書では、武漢市でのウイルスの人への感染経路について、四つの仮説を挙げた上で、動物から中間宿主を通じて人に感染した仮説が最も有力であること、武漢ウイルス研究所からウイルスが流出した可能性は極めて低いことなどとしています。
この報告書では、武漢市でのウイルスの人への感染経路について、四つの仮説を挙げた上で、動物から中間宿主を通じて人に感染した仮説が最も有力であること、武漢ウイルス研究所からウイルスが流出した可能性は極めて低いことなどとしています。
WHOの報告によりますと、人から分離された新型コロナウイルスの遺伝子配列がコウモリから分離されたコロナウイルスに近いことから、コウモリが今般の新型コロナウイルスの起源となった可能性が考えられる一方で、人間とコウモリの間の密接な接触というのは通常限られておりますから、人への伝播は別の動物種が中間宿主となって起こったということも考えられます。
一つには、中間宿主のミヤイリガイ、このミヤイリガイかツツガムシとかそういうようなものとともに最近ふえてきている。農薬規制なんかの関係もあってか、大分ふえてきている。大量発生しているんじゃないか、思わぬところに。そういうことが言われておりますが、これは新聞にも報道されておりますが、こういう点についてどうお考えになっていらっしゃるか。
病害としましては、これはいまのところ人畜に無害であるという程度のことは実はわかってはおるわけでございますが、そういうことと関連いたしまして、現在東京大学に補助をいたしまして、クドア症のいわゆる伝染機構とその予防対策の研究を実はやっていただいておりますが、その結果、中間的にわかってまいりましたことは、スズメダイという南方におります小さい魚でございますが、これがいわゆる中間宿主になっておりまして、それを
したがいまして、住血吸虫そのものは、ミヤイリガイを中間宿主とする疾病でございますので、現在の段階では水道の原水に住血吸虫の病原体そのものが混入するおそれはないもの、こう判断いたしております。 なお、あの地域のきわめて限られた一部の地域、下流の方でございますが、一部の地域等には現在なおミヤイリガイの生息していることがわかっている地域がございます。
この法律案の対象となっている日本住血吸虫病は、現在、千葉、山梨、広島、福岡、佐賀の五県を有病地区としている伝染性の疾患でありますが、この疾病の根絶を期するには、病原虫の中間宿主となるミヤイリガイを絶滅する必要があります。
ビャクシンを植えますと、私はしろうとでありますけれども、ビャクシンという木は、ナシの赤星病というおそるべき病気の中間宿主なんですね。ナシの葉っぱが落ちてしまいますと、そのビャクシンに宿借りして、ナシの葉っぱが出てくると、今度はこの赤星病の病原菌がナシのほうに移ってくるわけですから、これはたいへんなんです。
○細谷委員 この専門のものの本の中にも、ビャクシンという木があったら、大体全部赤星病の中間宿主になっているというのです。全部もう焼き捨てなければいかぬというふうにものの本に書いてありますから、そんなことが絶対ないように、十分にひとつ公団のほうと打ち合わせをして指導をしておいていただきたい、こう思います。
○加賀山政府委員 ただいまのお尋ねでございますが、九州縦貫道路の分離帯にビャクシンを植えるというお話でございますが、確かにビャクシンと申しますのはナシの赤星病の中間宿主になるわけでございまして、それを植えたために近隣のナシが赤星病にやられるという危険性を持っておるわけでございます。ナシの栽培農家の方々にとっては重大問題であるというふうに私どもは考えます。
この法律案の対象となっている日本住血吸虫病は、山梨、佐賀、福岡、広島、岡山の五県に蔓延している伝染性の疾患でありますが、この疾病の根絶を期するには、病原虫の中間宿主となる宮入貝を絶滅する必要があります。
御承知のように、日本住血吸虫病は、山梨、佐賀、福岡、広島、岡山県において広く蔓延し、農耕その他地域住民の日常生活に重大な障害を与えておりますが、この疾病の根絶をはかりますためには、病原虫の中間宿主であります宮入貝を絶滅する必要があります。
日本住血吸虫病は、山梨、佐賀、福岡、広島、岡山県において広く蔓延し、農耕その他地域住民の日常生活に重大な障害を与えておりますが、この疾病の根絶をはかりますためには、病原虫の中間宿主でありますミヤイリガイを絶滅する必要があります。
御承知のように、日本住血吸虫病は、山梨、佐賀、福岡、広島、岡山県において広く蔓延し、農耕その他地域住民の日常生活に重大な障害を与えておりますが、この疾病の根絶をはかりますためには、病原虫の中間宿主でありますミコイリガイを絶滅する必要があります。
そこで議員立法が先年、御承知のとおり、行なわれまして、これが法定寄生虫病の仲間入りをすることになりましたし、その撲滅対策としては中間宿主のミヤイリガイが生息しにくいように水たまりや溝渠をコンクリート化する、そのための助成費を国が三分の一出し、県が三分の一出し、地元が三分の一持つということにいたしまして、十年のいわば国家計画を昭和三十年ごろから立ててまいりまして、非常に進捗をいたしてまいりました。
○説明員(松下廉蔵君) 第一点の中間宿主対策、最終宿主の場合でございますが、媒介動物だけで足りるかという点につきましては、私の説明が不十分でございまして、いま行なっております対策は、媒介動物を少なくするという対策と並行いたしまして、疑いのある患者に対する早期診断、これは皮内反応検査を行なって、その疑いのあるものについてはレントゲンその他の精密検査をするという方策をとっております。
これに対しましては、実は昭和三十九年度と四十年度に、御承知のとおり新しいヘリコプター利用によりますところの開発試験といたしまして、農林水産航空協会に助成をいたしまして、ヘリコプターを利用いたしまして、牧野に対するBHCの散布というものを実験事業といたしまして、全国で九カ所実施いたしたのでございまして、これによりまして、先ほど申し上げましたようなピロプラズマ病発生の中間宿主になりますところのダニの駆除
二、原因物質が中間宿主を介して腸管を通して人体内に入る。この代表例は水俣病でございます。工場排水によりまして、水質が汚染、汚濁され、有機水銀は中間宿主である魚や貝類の体内に入り、それを通して人体内に入ってまいりますが、味覚を減ずることがございませんので、知らず知らずのうちにこれをたくさん食べ、重症となってまいります。三、原因物質が直接に、また間接に中間宿主を介して人体内に入る混合型。
ところが、きのうの新聞を見ますと、寄生虫学者がこの九竜虫は蟯虫の中間宿主になる危険性がある、こういうことで強く警告を発したというようなことが新聞に出ております。そこで、ハブの黒焼きについても話がありますが、たまたま九竜虫が最近非常にはやりまして、いろいろなところへ参りましても九竜虫の話が出てまいりますよ。
しかも、この疾病につきましては、医学の進歩した今日におきましても的確な予防治療の方法がなく、その根絶をはかるには、病原虫の中間宿主である宮入貝を絶滅する必要があり、このため、昭和三十二年度より十ヵ年計画で宮入貝の生息地帯における溝渠のコンクリート化を行なってまいったのであります。